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落書きが多いという。
しかも将来世界遺産になるかも知れない文化財にである。

人は旅をし、知らない世界を知る喜びに浸りたいという希望を持って
いる筈である。
そして、希望の地に行き、思わず想像を超えた景色、建物に出会い、
感動し歴史を思い感慨に耽るのであろう。
景色は自然が織り成す美であり、建物であれば建造した人の心に
思いをはせるのも心の洗濯となる。

なのに何故その建物に落書きをするのだろう。
思うにきっと落書きとは思っていないのではないだろうか。
子供のいたずら書きよろしく、傷をつけるという感覚を持ち合わせて
いないのだと思う。

意味もなく自分達の存在を示し単純に喜んでいるだけなのだろう。
良いことも悪いことも分からない可哀想な人達だなと思う。

そのようにして出来た落書きを消す職業さえある。
愛するからこその職業だと思う。
どんなにかつらい気持ちを持っての作業だと想像する。

他人の心を慮る気持ちが薄れてきている昨今、悲しい現象である。

勿論、優しく、世のためを思い活躍する若い力もある事は知っている。
この差は一体何処から来るのであろうか。
2008.11.19 Wed l 未分類 l COM(1) TB(0) l top ▲

コメント

No title
スペインの旅先で見た古い教会に見慣れた文字(日本語)の落書きがあり、
とても悲しい気持ちになりました。

公共物に対するモラルが少し足りないようです。
みんなのものだからこそ大事にしなければなりませんね。

このブログ シンプルに文章が綴られていて
とっても素敵ですね。
2008.11.20 Thu l ロック. URL l 編集

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